オフィスの災害時の心構え

オフィス内の家具、OA機器など、災害時に備え、転倒防止対策をしておくことはもちろん重要ですが、オフィス内にいる一人一人も災害時に備えた心構えをしておくことが必要です。

 

☆定期的な防災訓練の実施

オフィス内で急に災害が起こった時、オフィス内にいる人はパニックに陥りがちです、そのため適切な非難ができなかったり、対処が遅れたりすることもあります。

このようなことを防ぐためにも、日頃から災害時に備えた実践的な訓練をしておきましょう。

避難経路を確認したり、火災の時はどうするか、地震が起こったらどこへ避難するか、事務所員一人一人が確認をし、防災意識を高めるようにしましょう。

 

☆非常用袋・機器などの用意

オフィスで仕事時に地震が起こると、そこから徒歩で岐路に着かなくてはいけなくなったり、オフィスに留まらなくなったりする場合があります。

首都直下型の大地震の場合は、一斉徒歩帰宅者や帰宅困難者等が多数出ると予想されています。

そのような場合に備え、事務所員一人一人だけではなく、オフィスにも非常用袋を備えておく必要があります。

停電や断水等に備えて、非常用照明器具や発動発電機等の器具。

飲料水、食料、ラジオ、懐中電灯、ブランケット、レインコート、マスク、応急用のセット(絆創膏、消毒液、冷却シートなど)、簡易トイレ、ウエットティッシュ、使い捨てカイロ、ポリ袋、テッシュ、ホイッスルなど・・・フロアごとに準備をしておくと良いでしょう。

また、保管場所は決めておき、いつでも使用できる状態で置いておきましょう。