二次災害への対策
★火災を防ぐ
地震の二次災害として恐ろしいのは、地震が原因となり、火災を引き起こすことです。
食事の支度中、ストーブを使っている時など、いつ何時地震がくるかわかりません。
揺れているときは、一番にまず自分の命の確保をし、揺れが収まり次第、火の確認をするようにしましょう。
○火の元をチェックしましょう
・ガスコンロの火と元栓の確認
・タバコの火や灰皿の灰の種火はしっかりと消えているか
・ストーブの火は消されているか
・ストーブのコンセントなど、揺れにより切れているものはないか
上記など、家の中で出火の原因となりそうなところをリストアップして、チェックしていくと良いでしょう。
また、コンロなど直接出火するところだけではなく、家電製品や電化製品が火災を引き起こすことも考えられます。
阪神淡路大震災でも、電気系統の出火原因も多数あったと報告されています。
電気系統の出火は、「停電」後電気が復旧し通電したときが最も危険だとされています。
地震でもし「停電した場合」は、地震の揺れが収まったら、電気のブレーカーを一旦落とすようにしましょう。
ブレーカーを落としたら、コンセントと繋がっているコードで切れているものはないかを確認した後に電気を復旧させて下さい。
また、ガスをお使いのご家庭の場合、地震後ガス漏れの確認も必ず確認をするようにしましょう。
ガスの匂いがする場合は、窓を開け換気を行います。
電気のブレーカーを落とす場合、ガスの換気がされていないと、爆発や引火の原因ともなりますので十分注意をするようにしましょう。